王の道、クラクフ郊外通りから新世界通りへ
王宮広場から南へ向かうと、クラクフ郊外通りから新世界通りへと名称が変わります。ここは国王の戴冠パレードが行われたため「王の道」と呼ばれます」。現在ではワルシャワ観光のメインストリートとなっています。
ショパンのベンチ
王の道には「ショパンのベンチ」が数か所に置かれています。座面のボタンを押すとショパンの音楽が流れます。ベンチによって曲目が違うので押してみてのお楽しみです。
カジミエーシュ宮殿
カジミエーシュ宮殿は1817年から1827年までショパンが家族と暮らした宮殿です。外壁にはショパンのレリーフが飾られています。現在はワルシャワ大学になっています。
ヴィジトキ教会
第2次大戦において奇跡的に破壊を免れた美しいバロック様式の教会です。ショパンが15歳の時、この教会のミサでパイプオルガンを演奏しました。
聖十字架教会
身廊(入口から主祭壇に向かう通路)左、手前から2つ目の柱にはショパンの心臓が眠っています。姉のルドヴィカが「自分の死後、心臓を祖国に持ち帰ってほしい」というショパンの最後の願いをかなえました(ショパンのお墓はパリにあります)。
チャプスキ宮殿
1830年20歳のショパンがポーランドを離れるまで約3年暮らした場所です。ショパンは初めてピアノ付きの自分の部屋を屋根裏に与えられました。宮殿の正面にはショパンのプレートが掲げられています。
ⒸMarcin Białek, 2009, GDFL1.2,CC-BY-SA3.0