チェンストホーヴァ
「黒いマドンナ」の奇蹟が語り継がれるポーランドの聖地。
チェンストホーヴァにあるヤスナ・グラ僧院には「黒いマドンナ」のイコン(聖画)があり、スウェーデンの侵略からこの地を守る奇蹟を起こしたとされ、ポーランド中からの巡礼者が絶えません。
ⒸNordNordWest, 2008. GDFL1.2, CC-BY-SA-3.0
ヤスナ・グラ修道院② NEW!!
こちらの写真は修道院の身廊(しんろう)の天井画です。教会の入り口から主催壇までの通路のことを身廊といいます。この荘厳さには圧倒されます。
©Skarabeusz, 2007, GDFL1.2, CC-BY-SA3.0, 2.5,2.0,1.0
ヤスナ・グラ修道院(僧院)
1382年にハンガリーからの司教団によって建設されました。有名な黒い聖母の絵が奇跡を起したとされ、多くの巡礼者が訪れます。
黒いマドンナ
聖母の絵の奇蹟にはいくつかの伝説があります、炎から修道院を救った時の煤で黒くなり、黒い聖母と呼ばれるようになったとも言われています。17世紀にスウェーデンに侵攻された際、首都ワルシャワも陥落したのにここだけは持ちこたえたのは聖母の奇跡だと言われています。
ヴロツワフからの徒歩巡礼
毎年8月2日にヴロツワフを出発し230キロの道のりを9日間かけて歩きチェンストホーヴァに入ります。徒歩巡礼には年間10万人が参加します。聖母マリアの被昇天の日に向けて巡礼します。
聖母マリアの被昇天
聖母マリアが体も魂も天に上った日というキリスト教の教義で、8月15日とされています。その日は巡礼者や信者の方々で埋め尽くされます。