世界遺産:
クラクフ歴史地区
ヴィエリチカ岩塩抗
アウシュビッツ・ビルケナウ ナチスドイツの強制絶滅収容所
カルヴァリア・ゼブジドフスカ
南部小ポーランドの木造教会群
クラクフは大変人気のある古都です。第二次大戦中はナチスドイツの司令部があったため、奇蹟的に街全体が崩壊を免れました。歴史地区にあるヴァヴェル城や聖マリア教会など見どころは尽きません。映画「シンドラーのリスト」の舞台となった工場跡もあります。美術館と博物館が36もありますから、観光の合間にぶらっと立ち寄ってみてください。徒歩で周れるほどのサイズでありながら観光箇所が詰まっていて、さすがにかつての文化の中心地です。アウシュビッツ強制収容所やヴィエリチカ岩塩抗はクラクフから車や公共交通機関で訪れます。
バルバカン
クラクフのバルバカン(円形要塞)は旧市街地の外側にあります。現存する3つのうち2つはポーランドにあります。一つがここクラクフ。もうひとつは首都ワルシャワにあります。
フロリアンスカ門
13世半ばにタタール人、(ロシアのトルコ系民族)から攻撃を受けた後、クラクフの町を守るため14世紀に建てられ、ポーランドの守護聖人である聖フロリアンにちなんで名づけられた門。現在は旧市街地への主な玄関となっています。塔の中央に聖フロリアンのレリーフがあります。
中央広場★★★(三ツ星おすすめ)
中世の姿を伝えるクラクフ旧市街中心部に位置する、ポーランドのみならずヨーロッパ最大級の広場です。織物会館など歴史的建造物もこの広場にあります。
織物会館
14世紀、中央広場中心に建てられたルネサンス様式の建物です。中世ポーランドにおいて国際取引の要所でした。現在は、1階は土産物街、2階は国立博物館分館です。
クラクフ国立美術館
国立美術館は織物会館2階にある分館です。ポーランド美術はもちろん、年代別、テーマ別に4つの大きな展示室があります。
ⒸPudelek, 2011, CC-BY-SA-3.0
地下博物館
数十台のスクリーン、プロジェクター、タッチパネルを駆使して700年前のクラクフを3Dで体感できるようになっています。織物会館の地下にあります。Ⓒbazylek100 / Robin, 2010, CC-BY-SA2.0