オーロラに出会える場所:北欧、フィンランド、サーリセルカ
フィンランドの北部の村、サーリセルカは北極圏にあり、内陸であるため、降水量も少なく、冬の気温は-20°から-30°くらいまで下がります。村は建物の明かりがあるためオーロラツアーはバスで郊外へ出発します。日本人現地係員がいることもあり、日本人のお客様は多いです。オーロラが出る可能性の高い時間は午後10時から夜中の12時くらいです。
オーロラに出会える場所:北欧、フィンランド、レヴィ
サーリセルカから数十キロ南の町レヴィはいかがでしょう。ワールドカップも行われたスキーリゾートとして有名です。オーロラハンティングも、スキーやスノボーも楽しみたい方はこちら。最近日本人のお客様も増えてきました。現地日本人係員もいます。
オーロラに出会える場所:北欧、フィンランド、ロヴァニエミ
ラップランドの中心地であり、サンタクロースが住むサンタパークがある町としても有名なロヴァニエミ。北極圏のわずか外側にありますが、オーロラリゾートとしては世界的に有名です。
オーロラに出会える場所:北欧、スウェーデン、キルナ
スウェーデンのキルナにはオーロラ研究で有名な国立スペース物理研究所があり、有名なオーロラリゾートです。アイスホテルもあります。北西約70キロのところにアビスコ国立公園があり、ここでも見られます。
オーロラに出会える場所:北欧、ノルウェー、トロムソ
ノルウェーのトロムソは北極圏最大の町でオーロラ観測所があります。北緯69度とこれまでのどのオーロラシティーよりも北にありながら、メキシコ湾流の影響で最低気温はー10度くらいです。沿岸の町なので陸と海の温度差で風がよく吹き、雲が出ていても風で切れ目が出やすいというメリットがあります。
オーロラハンティングに最適な場所:北欧編、フィンランド気象台からその①
フィンランド気象台発表のグラフをご覧ください。縦軸はオーロラが観測できた一か月の平均日数、横軸は月を表しています。
赤い線は北極圏(緯度66度33分)より南でオーロラが観測できたひと月の平均日数。青い線は北極圏から北極海までの間で観測できた平均日数です。8月後半から10月初めおよび3月は赤い線つまり北極圏より南の町、例えばロヴァニエミなどのほうが月間平均12-15日くらい見えて、北極圏以北の町よりより多く見えることがわかります。また反対に10月初めから2月終わりくらいまでは北極圏以北、例えばサーリセルカなどのほうが月間平均15日くらいでよく見えることがわかります。
*このグラフの使用にあたってはフィンランド気象台から正式な使用許可を特別にいただいておりますので決して無断で使用しないでください。
オーロラハンティングに最適な場所:北欧編、フィンランド気象台からその②
フィンランド気象台発表のグラフをご覧ください。縦軸はオーロラが観測できた確率、横軸は一日の時間です。この表によりますと、真夜中12時を境にして前後2時間にオーロラが60パーセントから80パーセント近くまでよく観測できていることがわかります。フィンランド気象台は「雲がそんなにたくさんなければ80%くらいの確率で見られるでしょう」と伝えています。ただこの表はフィンランド全土についてであって、ある特定のオーロラリゾートを指しているわけではありません。
*このグラフの使用にあたってはフィンランド気象台から正式な使用許可を特別にいただいておりますので決して無断で使用しないでください。
オーロラハンティングに最適な場所:北欧編、フィンランド気象台からその③
フィンランド気象台発表のグラフをご覧ください。縦軸は緯度を横軸はオーロラの観測できる可能性を表したグラフです。赤い線は上に行くほど緯度が高く、右に行くほどオーロラの観測の可能性が高いことを示しています。左下の都市はイタリアのローマです。緯度は41度53分です。オーロラ観測の可能性は0.05パーセントくらいでしょうか。右の一番上はノルウェーのトロムソです。緯度は69度40分です。フィンランド気象台はオーロラ観測の可能性はほぼ毎日ぐらいであると伝えていますがこれは気象台のカメラの話で、肉眼で確認できるかどうかは天候などまた別の話になってきます。
*このグラフの使用にあたってはフィンランド気象台から正式な使用許可を特別に戴いておりますので決して無断で使用しないでください。
オーロラハンティングに最適な場所:北欧編、フィンランド気象台からその③
過去10年間のオーロラ観測率の5つの場所ごとの年間平均です。
まずお分かりいただけるのが2008年から9年にかけてのオーロラ観測率の低さです。この年は太陽活動11年周期の底の年でしたので芳しくありませんでした。えんじ色の線が2012年にかけて観測率を一直線に上げていますが、ここはソダンキュラという場所で有名なオーロラリゾート、サーリセルカのやや南(すぐ近く)に位置しています。その上下の緑と灰色の2つの観測地はスヴァールバル諸島です。どこでしょうか。下の地図を見てください。ここです。ちょっと卑怯な感じもしますが、でも観測率はこのくらいです。この島は野生のホッキョクグマ、シロクマですね、シロクマがみられることでも有名です。観測率が6割前後なのはオーロラが見える場所と、観えなかった場所のすべての平均となっているからです。
*このグラフの使用にあたってはフィンランド気象台から正式な使用許可を特別に戴いておりますので決して無断で使用しないでください。