タルヌフ
ポーランド貴族・タルヌフスキ家によってルネッ サンス様式を取り入れられた美しい街です。「ルネッサンスの真珠」ともいわれ、1300年代から街の 形が変わっていません。市庁舎を中心とした広場や大聖堂、最古の教区博物館など見どころもいっぱいです。クラクフからの日帰り観光で訪れることができます。
ⒸNordNordWest, 2008. GDFL1.2, CC-BY-SA-3.0
聖家族教会 NEW!!
聖家族教会は1906年にサングーシュコ家より寄進された土地に建てられたネオゴシック様式の大聖堂です。入口から祭壇まで3つの通路を持ち、南の入り口の2つの8角形の塔が印象的です。大聖堂は旧市街から500メートルほど西にあります。
ⒸAndrzej O, 2011, CC-BY-SA3.0
市場広場
市場広場はアーケードを持った美しい建物に囲まれたタルヌフ観光の中心で、中央にある旧市庁舎は地方博物館となっています。
ⒸBartek 2005, GDFL1.2,CC- BY-SA3.0,2.5,2.0,1.0
旧市庁舎
市場広場の中央にあるタルヌフの象徴的な建物。14世紀にゴシック様式にて建てられました(ルネッサンスは15世紀から始まります)が、焼失や崩壊が何度かあったために現在の姿になったのは18世紀頃です。内部は博物館になっています。
ⒸBartek Wawraszko (Bast), 2005, GDFL1.2, CC-BY-SA3.0,2.5,2.0,1.0
聖母マリア生誕大聖堂
市場広場内の北西に位置しており、高さ72メートルの尖塔をもつゴシック様式の大聖堂です。内部にはルネサンス期の彫刻で最もうつくしいと言われる作品が収蔵され、なかでも代々この地を治めてきたタルノフスキ家の墓石の彫刻はルネサンス期を代表する傑作と言われています。
ⒸCancre, 2007, GDFL1.2, CC-BY-SA3.0,2.5,2.0,1.0
司教区博物館
司教区博物館はタルヌフの市場広場聖母マリア生誕大聖堂の西にあり、1888年にユゼフ・ババ司教によって設立されたもっとも古い博物館です。この地域、マルポルスカ地方のゴシック様式の彫刻や絵画などポーランド中世文化の芸術を展示しています。
ⒸJeffpola. 2012, CC-BY-SA3.0
シナゴーグ跡
シナゴーグ跡は第2次大戦でドイツ軍に破壊されわずかな部分のみ残っています。ドイツ軍はタルヌフでも例外なくユダヤ人ゲットーを作り、強制的に移住させました。第2次大戦前に25,000人いたタルノフのユダヤ人のうち、戦後に収容所から戻って来れたのはわずか700人だったと言われています。
ⒸRafal Klisowski, 2006, GDFL1.2, CC-BY-SA2.5